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【新・関西笑談】サッカー人情主義(1)Jリーグ京都GM 祖母井秀隆さん

 サッカーの本場、欧州のフランスリーグに所属するグルノーブルでクラブ運営の手腕を発揮し、能力を買われてJリーグ、京都サンガのゼネラルマネジャー(GM)に就任した祖母井秀隆さん(59)。J1とJ2を行き来する「エレベータークラブ」の再建を託された国際派GMのルーツは関西にある。「人を大事にする」との浪花節的な手法も用い、弱小クラブを強くするノウハウは一般の会社経営にも通じるものがある。(聞き手 北川信行)

 ??昨年12月の就任発表から約3カ月。京都の生活は慣れましたか

 祖母井 引っ越しとか、(フランスに滞在していて)関東にあった自宅を4年間も留守にしていたので、大型ごみの処理とかあって、関東と京都を行ったり来たりしてクラブにご迷惑をかけています。まだ落ち着いてという感じではないですね。

 ??今季のJリーグは3月5日に開幕しました。オフの期間はどのような仕事をしていましたか

 祖母井 実際には前任者からの引き継ぎです。再契約する選手の面倒を見るところからスタートすべきだとは思うのですが、海外にいたもんですから理解してもらって私にオファーしてもらいました。

 ??サッカー界ではイビチャ・オシム元日本代表監督をジェフユナイテッド市原(現千葉)に招聘(しょうへい)した男として知られています。帰国の際には引く手あまただったと思いますが、京都サンガに来られた経緯は

 祖母井 かつて12年間、大阪体育大学に勤めていました。それから、市原から話をいただいて、大学を辞めました。ちょうど阪神淡路大震災の年で、自分が生まれ育った神戸の街がぐちゃぐちゃになって…。その精神状態で市原に行くのは抵抗があったのですが、お世話になりました。そのときにある本との出会いがあったんです。稲盛和夫・京都サンガ名誉会長の本でした。それで、稲盛さんの考え方を市原でどれだけ浸透できるかという前向きな気持ちになれたんです。その経営哲学から、「人」というのをベースにして市原で13年間、働きました。それがきっかけです。

 ??祖母井さんの人生を振り返ると、人との縁というのを大事にしている感じがします

 祖母井 出会いというのを大事にしたいと思っています。私の利益になるとかそういうことじゃなく、生活の中でいろんな出会いがあります。(着任してから)京都府城陽市にある京都サンガの練習場近くに泊まっていたのですが、結構自然がたくさんあり、朝起きて散歩するんです。そうすると相当の方が歩いていらっしゃる。そういう人たちの素晴らしい出会いを何かお手伝いできないかなと思うんです。例えば、ちょっと休憩できるスペースがある。ここに水を持ってきたらどうかなとか。京都サンガの合宿所に大浴場があってお風呂に入ってもらったり、大きな食堂があって、お茶会とかできるんじゃないかなとか。京都サンガの宣伝じゃなくて、この人たちに自分の力で何かできないかなというものがあるんです。昔はそういうものはほとんどなかったのですが、震災を通じ、人のために何ができるかが最大のテーマだと思うようになったんです。

【プロフィル】祖母井秀隆

 うばがい・ひでたか 昭和26年9月2日生まれ。神戸市出身。報徳学園高から大阪体育大を経て読売サッカークラブ(現東京ヴェルディ)に入団。ドイツ留学後、大阪体育大に指導者として復帰し、平成7年にジェフユナイテッド市原(現千葉)の育成部長に就任。同9年から18年までゼネラルマネジャー(GM)。翌19年から日本企業が経営に参画したフランスリーグのグルノーブルでもGMを務め、昨年12月に京都サンガに迎えられた。

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 ドラフト外の入団からレギュラーとして長年活躍するサクセスストーリーをサンディエゴ・チャージャースで歩んできたラインバッカー(LB)スティーブン・クーパーが、昨季限りで慣れ親しんだチームを去ることが分かった。

 31歳のクーパーは現地5日付の地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』で、「移籍市場に出ることになると思う」と、チャージャース退団を示唆したという。

 2003年にドラフト外でチャージャースに入団したクーパーは、スペシャルチームの控えとしてキャリアをスタートし、2007年にレギュラー昇格。昨季はひざの負傷などで12試合の出場、タックル37回、1.0サック、1INT、2ファンブルフォースに留まっていた。通算成績はタックル357回、9.5サック、8INT、8ファンブルフォース。

<チャージャース>

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