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出版中堅ポプラ社傘下のジャイブ(東京都新宿区)は、月刊マンガ誌「コミックラッシュ」の紙媒体での発行を26日発売の3月号で休刊し、完全に電子書籍化することを明らかにした。電子書籍化1号となる4月号は、iPhoneとiPad、iPod touch向けが2月中旬〜下旬、PCとアンドロイド向けが3月1日配信の予定。価格は雑誌(600円)より低い450円に設定する予定。同社によると、無料雑誌の電子書籍化の事例はあるが、有料雑誌の完全電子化移行は国内初という。
ジャイブは、04年1月に創刊。巨大ロボ「ライディーン」が登場する「ゴッドバード」などのマンガを連載している。発行部数は5万部。
電子書籍移行後も紙の雑誌とほぼ同じ内容にし、現在の連載マンガも続行する。iPhoneやiPadなど電子書籍化が急速に進む中、電子書籍と紙の並列発行よりも電子媒体に一本化し、効率化を図る。26日から新サイト(http://comic-rush.jp/)を開設、ツイッターなどを使って情報を発信するという。(毎日新聞デジタル)
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書籍・雑誌の平成22年の推定販売額が、6年連続の減少で1兆8748億円となることが25日、出版科学研究所(東京都新宿区)の調べでわかった。その前年に、21年ぶりとなる2兆円台割れとなった出版物販売額だが、落ち込みは止まらなかった。
販売金額の内訳は、書籍が前年比3・3%減の8213億円、雑誌は同3・0%減の1兆535億円で、全体では同3・1%(608億円)減となった。
書籍では岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(ダイヤモンド社)の142万部を筆頭に5点のミリオンセラーが出たが、販売部数も7億223万冊と前年比で2・2%減。出版科学研究所では「突出して売れる本と、それ以外の二極化が顕著」と分析する。
一方、雑誌は販売金額で13年連続のマイナス。1年間に創刊や復刊された雑誌は過去40年間で最少の110点にとどまり、休刊・廃刊点数は過去2番目の多さとなる216点に達した。
同研究所では「将来的には電子書籍の売り上げを統計に加えていくことも考えている」と話している。
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「出版不況」と言われ続けているが、出版社や新聞社(出版業者)は昨年、どのくらい倒産したのだろうか。帝国データバンクの調査によると、2010年の出版業者の倒産件数は44件となり、過去10年間で最も多かった2009年(57件)と比べ、22.8%(13件)減少していることが分かった。2006年(46件)以来4年ぶりに50件を下回ったが、2001年と比較すると57.1%増加しており、依然として高水準で推移している。
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2010年の負債総額は73億5900万円。2009年の200億4000万円と比べ、126億8100万円(63.3%減)の減少となった。その結果、倒産1件当たりの負債額は1億6730万円となり、2008年(3億7930万円)や2009年(3億5160万円)と比較すると50%以上の減少率となった。「2010年は倒産の小型化が顕著になってきた。ちなみに全業種においての1件当たりの負債額が5億9500万円であったことから、出版業者の倒産は全体の中でも小規模のものが多かった」(帝国データバンク)
●印刷業者の倒産
書店を経営する業者は昨年、どのくらい倒産したのだろうか。2010年の倒産件数は31件(前年比16.2%減)となり、2年連続で前年を下回ったものの、4年連続で30件を超えた。また印刷業者の倒産件数は153件で、過去10年間で最多の倒産件数を記録した2009年(174件)と比べ12.1%(21件)減少した。印刷業者の倒産について「出版不況による売上減少に加え、原材料価格高騰で資金繰りが破たんした業者が目立った」(帝国データバンク)
【Business Media 誠】
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