翻訳会社はどのくらいあるのか

翻訳会社というのはどのくらいの数があるのだろうか。日本だけでもかなりの数があるのだろうか。それとも意外と少ないものなのか。翻訳というのは必要とされる仕事でもあると思うし、なくては困るという人もいるだろう。かといって翻訳会社というのがどこにあるかなんていうのもわからない。翻訳会社のメジャーな会社というのもわからない。日本だけで実際どのくらいあるのだろうか。
わたしの知り合いには海外留学経験者が幾人かいるので、英語に訳してもらいたい文章があると、いつもその人たちにバイトしてもらっていたのですが、あるとき、翻訳したもらった文章が原因でトラブルが起きたことがあります。こちらが伝えたい内容と、相手が受け取った印象がまったく異なっていたのです。以来、翻訳が必要な時は翻訳会社を利用することにしました。一文字につき何十円という金額ですが、トラブル回避の為には翻訳会社に依頼して確実な仕事をしてもらい、お金を払うことも必要です。
 「学力のすすめ」10回は、クロレッツなどのガムで知られる日本クラフトフーズ(東京都品川区)社長の井上ゆかりさん。井上さんは「自分で目標を見つけて努力し、達成する」サイクルを身につけた人が、社会で充実した仕事ができると話す。若者が身につけるべき「学力」とは何か。子供のころから部活動で「適応力」「持久力」を養ってほしいと説く井上さんに聞いた。【聞き手・岡礼子】

【学力のすすめ】元世銀副総裁、落語家、芥川賞作家が語る「学力」

−−社会に出るまでに、若者が身につけるべき「学力」とは。

 大切なのは「生き抜く力」で、その中でも「自立力」です。自立は社会に出てからでいいと思っている人がほとんどかもしれませんが、社会人になったら急に自立できるわけではないですよね。やはり学生時代から「将来は経済的、精神的に独り立ちするんだ」と自覚して準備を進める姿勢が重要です。

−−どのような準備をすればよいですか。

 実際に働いてみて、お金を稼ぐことがいかに大変かを知ることがベストだと思いますけど、それが難しいこともあるでしょう。その場合、クラブ活動をしてほしい。それも、できるだけ人数が多くて、先生やOBが関わっているような活動がいい。面倒な方がいいんです。自分と違う多様なものの考え方を吸収して、悩んだり、やっぱりがんばろうと思ったりする中で、「適応力」と「持久力」が身につくと思います。

 二つの力は、社会人としてとても重要なコンピテンシー(能力)で、小中学生からトレーニングした方がいいんです。心地良い人間関係の中にばかりいると、社会に出たら、そんなところはほとんどないですからね。それでも、人の良いところをみて、自分自身を理解してもらう努力をしながら、仕事をしていくのですから。

−−途中でくじけないためには。

 目的を持って、それを達成することがどのような意味を持つのか理解することです。目的は人から与えられるものではないですからね。どのような環境でも、自分を活性化できる目標を見つけて、そこに向かって努力をし、達成して充実感を得る。いろいろな人を巻き込んで、喜びを分かち合う。そのポジティブなサイクルを身につけることが大事です。それが楽しいし、人に生まれたからには、その楽しさを味わってほしい。逆に、いくら勉強の面で優秀でも、そのサイクルが身につかなければ、社会に出て充実感を得る仕事はできないと思う。

−−井上さんにとって「学力」とは。

 自分の足で立って人生を生き抜く力だと思います。受験勉強はするといいと思いますが、どうしてこの大学に入りたいのか、目的を考えることが大事です。そうしないと、入ったとたんに、「どうしてこの大学に来たんだろう」と思ったり、無為に過ごしてしまったりする。偏差値だけで選ぶと、うまくいかなかった時に挫折感を抱いてしまうのかもしれません。挫折って、自分で自分を枠にはめて、つくってしまうものではないですか? 挫折と思わずに、自分のエネルギーをポジティブな方向に持っていくといいと思いますよ。

−−ご自身はいつ、自立を意識したのですか。

 中学、高校と女子校に通って、自分と似た家庭環境や学力の友だちの中で、心地良く過ごしました。でも二つのきっかけで、急に自立心が芽生えたんです。一つは、ラジオドラマを作って発表する放送コンクールに出場したことです。友情をテーマにした作品を出したんですが、ほかの高校は経済や社会の問題を取り上げていた。自分がいかに社会に目を向けていなかったかに気づいて、愕然(がくぜん)としました。「井の中の蛙(かわず)」だったと思いましたね。

 二つ目は、イプセン著の「人形の家」を読んで、やはり女性も自立しなければと思ったことです。それまでは、付属の大学に行くつもりでしたが、「外に出なければ」と固く決心して、受験勉強を始めました。出て良かったですよ。すべてが成功だったわけではありませんが、これまでは自分で自分の人生をデザインしてこられましたから。

 −−お薦めの本は。

 「人形の家」をお薦めします。恵まれた弁護士の妻が、ある事件をきっかけに、夫が自分を一人の人間としてみていないことに気づき、家を飛び出して自立する物語です。彼女はとても幸せだったんですけど、経済的な自立も含めて、「自分で生きていかなければいけない」と気づいた。その変化がきれいに描かれていると思いました。今の若い人がどう感じるか分からないですが、私は高校生の時に読んで、とても感激した本です。若い人たちが自立できるかどうかに、日本の将来はかかっているのではないでしょうか。

 ◇略歴

 1962年、兵庫県生まれ。1985年大阪大卒。P&G、ジャーディン・ワインズ アンド スピリッツ(現MHDモエ・ヘネシー・ディアジオ)常務を経て05年、キャドバリージャパン社長に就任。同社は11年1月、日本クラフトフーズに社名変更。NHKのど自慢に出場経験も。


【関連記事】
<がんばれ受験生>さまざま合格応援グッズ
【主な国公私立大の問題と解答例】
【志望大学のゆるキャラは?】
【カレー、から揚げ、ラーメン 学生食堂の人気&自慢メニューを紹介】